42期 栄めぐみ 約2年前、図書館で借りた本がありました。 読み終えたあと、この本には本当のことが書かれてある、 と思いました。 それが、井本邦昭先生の著書、 『整体法』(三樹書房刊)のシリーズでした。 普通に書店で売られている本なのに、 惜し気もなく整体の技術が書かれていて、 いいのかしら?と驚きつつ、 やっと見つけた!と感動したことを、 今もはっきり覚えています。
井本先生のこと、井本整体のことは、 それまでまるで知りませんでした。 井本整体のHPを見て、 入学するかどうか迷いながら数か月を過ごしました。 再びHPをチェックすると、「お正月特別講座」という、 一般の人も参加できるセミナーを見つけ、 迷わず申し込みました。
お正月だというのに、道場には大勢の人が来ていました。 その日、セーターを着て講座を受けにきてしまった、 どう見ても一般人の私と組んでくれた先輩方の 本気さに打ちのめされ、入門を決意。 そこからあっという間に時が経ち、 今は高等講座で勉強中です。
友人知人に整体を勉強していることを話すと、 「それってどういうもの?」 「マッサージ?」 「鍼?」 など、いろいろな質問が返ってきます。 そんなとき私は、初めて聞かれた時に口から出た 「その人だけの1点を見つけて、体の中心にアプローチするもの」 という返答をしています。
井本先生が提唱されている「人体力学」について、 もっとうまく説明できたらよいのにと思いますが、 不思議と友人たちは、私の答えでも納得したり、 もっと知りたいと興味をもってくれたりするようです。
講義を受けている間は、 「今しかない」と思っているためか、 とても緊張してしまいます。 前日からそわそわしはじめて、翌朝講座へ、 という流れが、初等講座の頃から続いています。 井本整体でいう“緊張と弛緩”のバランスを、 意識でも取り入れて学んでいきたいと思う、この頃です。 |
スタッフコラム【New】 >