33期生 森美紀
井本整体を知ったのは8年前。友人の誘いで参加した公民館での体操教室でした。 その頃、健康に関心はありましたが、自分の体をいたわるまでの意識は持っていませんでした。しかし月に1~2回の教室に通い続けているうちに変化がありました。 ある日、体操教室を終えて自転車で帰る時のこと。いつもとは何か違う乗り心地を感じました。サドルの中心に腰がドンと乗り、その上に上半身がふわっと乗っかっている感覚で腕にはなんの力もかかっていません。まるで腰で運転しているような楽な乗り心地でした。 この感覚が忘れられなくて体操教室に通い続けているうちに、いつの間にか蒸しタオルを使って頭痛をやわらげたり、喉が痛い時には足湯をしたりと、整体が生活の中に浸透していきました。 体の変化はもちろんですが一番変わったと思うのはポジティブな気持ちを持てるようになったことです。体が緩めば心も緩むというのは本当だと実感しています。 そうやってなだらかな坂を登っていく感じでたどり着いたのが井本整体の道場でした。入門するのに2~3年迷いましたが、決めてからは前に進むのみ。知らないことに出会えることが新鮮で楽しいです。 道場では主に体操と操法を学びますが、的を決めてそこに力を集める整体体操は、同じ体操にも関わらず体型や体調によって外から見た形がそれぞれ違います。 「こうもり様体操」、「腸骨体操」は古くから繰り返しやっているのに、毎回雲を掴むようで「足はこんな角度でいいのかなぁ」などと、確信を持てないまま続けてきました。 入門してからは今までよりももっと整体に密着した生活になり、練習することも増えていきます。最近では秋の東京セミナーに向けて、毎日同じ体操を練習し続けていますが、体操を時々やっていた頃とは違い、自分の体のくせに気づくなど、新たな発見があります。 操法は相手の体を良い方向に向ける技術ですが相手との気の交流でもあります。物ではない“命”と向き合うために感受性を持ち続けることが、今一番の課題です。 秋のセミナーで自分に合った体操に出会えたら、良い自分をイメージして続けてみてください。きっと少しずつ健康に近づいていることを実感できると思います。 |